【報告】下川町アイスキャンドルミュージアムボランティア(14/21-24)
ボランティアリーダーのポッポです。
2014年2月21日(金)~24日(月)に下川町で実施した、
「アイスキャンドルミュージアムボランティアプログラム」の報告です!
下川町は道北の町で、町面積の約9割が森林という町。
日本でのアイスキャンドル発祥の地で、「下川アイスキャンドルミュージアム」は40回も続いているイベントです。ここに、札幌から、大学生4名、社会人2名が参加しました!
受け入れ団体は、森林の利活用を通じて、人々の心豊かな暮らしと持続可能な地域づくりに貢献することをミッションとする
NPO法人森の生活 http://morinoseikatsu.org/ さんです。
【スノーウォークのコースづくり】
今回の受け入れをしてくださった「NPO法人森の生活」は「美桑が丘の森」で市民参加の森づくりをすすめています。そこで行われる企画「スノーウォーク」のコースづくりと、キャンドルの設置を担当しました。
今回のテーマである,下川町の森林を活かしたチェンソ―アート(木)との融合を意識しつつ、どのようにお客さんに楽しんでもらうか、そのためにはどのように数に限りがあるキャンドルを設置するかといった演出など、受け入れスタッフの方と一緒に考えながらの作業です。
夕暮れの森の神秘さや、首都圏などからこのイベントのために北海道を訪れているお客さんが森の中で喜ぶ姿を見て、森と他の物を組み合わせて森の価値が上がることを感じました。森の魅力や新しい可能性を感じられました。
【「森と暮らす体験」サポート】
ガーデニング・フォレスト「フレぺ」で行われた企画「森と暮らす体験」の、「みつろうキャンドル作り」と「白樺樹皮細工作り」のサポートを行いました。
みつろうキャンドルとは、下川産のミツバチ(働きバチ)の巣を構成する蝋を精製したものであるみつろうを使って作るキャンドルで、
白樺樹皮細工とは、スタッフの方が森からとって乾かしておいた白樺の樹皮を使ったアクセサリーです。
森や木が、材として使われる以外に、価値のあるものになっていく姿を伝えられたのではないかと思います。
【キャンドルの設置・点火】
桜ケ丘公園会場にてキャンドルの設置・点火や、休憩所のサポートを行いました。
たくさんのキャンドルが輝いている様子はとても神秘的でした。
休憩所では、地域の方と「下川町とはどんなところか」「下川のいいところは?」などの話をしていました。
下川町には地域外から移住してくる人が多くいて、そういった方が新しい物事に取り組み、元々住んでいる方もそこに協力し、それが広がっていくということを教えていただきました。地域での取り組みにはもともと地域にあるものだけではなく、地域外の力も大きく関わっていく事が必要なのかもしれません。
【交流会】
スタッフの方々や地域の方の打ち上げに参加させていただきました。
都市部や地域外の人が地域で活動することは出来るのか、そのためにはどうしたらいいのか、地域の人が求めていることなど普段メンバーが抱えていることを聞かせてもらえる機会になりました。移住して3年目になるスタッフも、「地域のことを知るのはまだまだこれからだ」と言われていたことが印象的でした。
【活動のふりかえり】
後日、活動をふりかえり、良かったところ、改善していきたいところ、今後の連携について話しました。
1回のイベントに参加してボランティアとして活動するだけではなく、下川町に継続して関わり、地域に貢献していける活動をしていきたいという意見が出ました。
<参加したボランティアの感想>
下川町全体を見ることはできなかったが、町の人たちが集まる場所に行って、お話できたのがよかった。実行委員会のみなさんとともっと関わりたいと感じた。
移住者が行動し始めて、それにつられて下川にずっと住んでいる地域の人が行動し始めるというのが下川だという話が印象に残った。
(北海学園大学2年 男性)
下川町の人たち自身が、誇りを持ってやっている活動に関われて良かった。40周年という昔からの文化に関われた。下川の自然を活かして町の事を表現できているのだなと思った。もっと事前から関われたらと思った。下川でずっとボランティアとして関わっていけたらいいな。
(北海道教育大学4年 男性)
<今後の予定>
2014年5月より、7月に下川町で行われるチェーンソーアート競技大会「ezocup」のボランティア募集を行います!