2014年6月21日(土)にRSRオーガニックファーム体験ツアーを実施しました。今回はじゃがいも畑の除草、じゃがいもの花摘みと堆肥の撹拌を行いました。
前回、丈が20cmまで生長していたじゃがいもは60cm以上にまでなりました。前回は簡単にまたぐことができましたが、今回はまたぐのも一苦労。前回よりも苦労しながらの作業になりました。
今回は、新しくじゃがいもの花摘みの作業が増えました。なぜ、じゃがいもの花を摘まなければならないのでしょうか?じゃがいもの花が咲き、実を付けると光合成によってできた養分は実にいってしまいます。そうすると、じゃがいも自体に養分が行かず、大きくならないのです。せっかく咲いた花ですが、おいしく、大きいじゃがいもを食べるために摘んでしまう必要があるのです。
堆肥は前回と大きく変わらず、しかし、しっかりと発酵が進んでいます。堆肥の中から蒸気が発生し、堆肥中の温度が高くなっています。発酵によって発生する熱が堆肥内の水分を蒸発させています。
RSRまで約2ヶ月。じゃがいもはどんどん生長して行きます。

【参加者の声】
・農作業って植える前よりも植えた後の方が断然忙しいのを実感できました。自分達が今回注いだエネルギーが農作物のエネルギーとなり、収穫したものを食べることで、生産者のエネルギーに繋がるというエネルギー循環を知ることができた。(大学生、20代男性)
・自然の中で体を動かしたので、良いリフレッシュにもなりました。使わない筋肉をたくさん使ったため、筋肉痛になりましたが楽しかったです。収穫したジャガイモを食べるのが今から楽しみです。(大学生、20代男性)

オーガニックファームチームでは、RSRオーガニックファーム体験ツアーを実施しています。詳細は各実施日のボランティア情報からご確認ください。