【報告】第7回大雪山国立公園旭岳自然保護プロジェクト
こんにちは、コアスタッフのじょ~です。
10月5日~6日、4名の参加で行った、第7回の活動報告です。
≪10月5日≫
~出発~
朝6時50分に札幌駅のバスターミナルに集合!
朝が早いのは辛いですが、遅刻することなく、無事全員札幌を出ました。
バスに揺られ2時間で旭川に到着!
ここでメンバー4人がそろい、乗り換えて1時間の旭岳へ。
11時より少し前に到着し、ロープウェイで上がる予定が、紅葉シーズンのため、定員オーバーで乗れず!次の臨時便を待って上がりました。
【カウンター業務】
いつものように、お客様に3分レクチャーを行います。
特に本州からのツアーの方々が多かったのが印象的でした。例年、既に紅葉が終わっていることが多い時期です。なのに、どうしてツアーが多いのかなぁ…と思っていたのですが、本州にお住まいの方は、まさか9月に紅葉が終わっているとは思わないのではないでしょうか。紅葉は終わりましたが、良い天気で、風があまりなく、池に写った旭岳を見ることができる日だったので、みなさん楽しんでいらっしゃいました!
【巡回】
天気が良かったので、気持ちよく巡回できました。お客様に「あの白いのは何の花ですか?」とよく聞かれました。「シラタマノキ」という植物なのですが、お花でなく、木の実なのです!ここは、緯度も高度も高く、植物にとって厳しい環境のため、木がとても低く地面に這うように生えています。実も小さく、花のように見えるので、みなさん驚かれていました。
巡回をしているときは、なるべく話しかけるようにしています、少しでも花や鳥のことがわかると、何倍も散策が楽しくなると思うためです。
そして最後には、ロープウェイ終了時間間近の16時30分に、なんと160人の団体が到着。一番近い第一展望台に行かれる方がほとんどでした。少しでも楽しめたようなので、良かったです。
~夜~
活動期間は、大雪山自然学校の事務所に泊めていただき、ボランティア全員で生活をしています。今回の夜ご飯のメニューは
豚の生姜焼き(キャベツの千切り)/ジャガイモと玉ねぎの煮物/ポテトチップス/ジャガイモの素揚げ/味噌汁でした。
え?芋ばっかり?…そ、そんなものです。美味しく頂きました!
≪6日≫
~朝~
朝は6時半くらいに起きて準備を始め、
目玉焼き/ウインナー/ツナサラダ/味噌汁を作って一日の元気を蓄えます。
事務所をきれいにして、7時50分にいざ出発!
8時45分のロープウェイに乗り、姿見駅まで登ります。
【散策路の補修】
「鏡池」と「すり鉢池」、合わせて「夫婦池」と呼ばれる二つの池の間に、階段を設置します。ある程度急だと、散策に危険なためです。また、雨が降ると、散策路は川のようになり、どんどん削れていってしまうので、水の流れを緩くするためにも有効です。お客様が大変多く、あまり作業が捗りませんでしたが、少し離れたところにある場所からたくさん石を運びました。大きさは大中小と様々ですが、積みやすいよう四角い石を狙って運びます。そういう石は少ないので、探すのも大変です。
【巡回】
花はほとんど枯れていたのですが、「ミヤマリンドウ」という紫の小さいお花が少しだけ咲いていました。この花は、晴れて暖かい時にしか、花を開きません。天気が良くないと見ることができないお花なのです。見ることが出来てラッキーでした。
姿見の池が旭岳を映している光景も、いつも見れるわけではないので良かったです。
【カウンター業務】
やはりツアーのお客様が多かったです。通常運航の便では乗り切れず、臨時便も何便か出ていました。海外からのお客様も少し多かったです。
~帰り~
17時15分のバスに乗り、旭川を経由して、合計3時間ほどで札幌に戻りました!みんな疲れてバスの中では爆睡していました!かくいう僕も寝ていたので、本当に他の人が寝ていたかはわかりませんが…。
来週が今年最終回になるなんて1年はあっという間ですね!