【報告】第4回大雪山国立公園旭岳自然保護プロジェクト
こんにちは、コアスタッフのじょ~です。
7月20日~21日で行った第4回大雪山国立公園旭岳自然保護プロジェクトの報告です。
2名の参加で行いました。
≪20日≫
【カウンター業務】
晴れということもあり、予想していたよりも沢山のお客様がいらっしゃいました。ロープウェイで上がってきたお客様に園地内でのマナーや見どころを説明する「3分レクチャー」を行いました。
【草刈】
姿見駅から姿見園地に出てすぐの場所の、草刈りを行いました。刈るといっても貴重な高山植物ではなく、「クマイザサ」です。
外来植物というわけではないのですが、高山植物が生えているところにも、増えてきていて、看板が隠れている箇所や、高山植物保護のためのロープからはみ出て、歩くのにササが邪魔になっている箇所があるので、その部分のみ刈りました。箇所によっては高山植物ととても密接しているところもあり、神経をすり減らしながらやりました。
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【巡回】
ごみを拾ったり、散策しているお客様へお声がけや、質問されたことにお答えをしながら園地内を一周しました。一番聞かれるのは、高山植物の名前についてなのですが、もう5回目の参加なので、ばっちりお答えすることができました。
とても多く高山植物のお花が咲いていて(特にチングルマ)、楽しみながら巡回できました。
≪21日≫
【カウンター業務】
先日に引き続いて晴れだったからか、たくさんのお客様がいらっしゃいました。3分レクチャーが主な業務になりました。
ルールを守らなくてはいけないことを上から目線で伝えるのでなく、なるべくお客様が楽しんでもらえる見どころや道の状況などの情報を伝えています。
【製作補助・雪割り】
長靴を棚からとるための踏み台の製作補助をしました。大きな板から使う分だけを切り取るという作業で、腰が辛かったです。
この時期でもまだ雪が残っている場所があり、滑って危険になる為、雪を早く溶かす為に雪割りを行いました。これもなかなか腰が辛かったですが頑張りました。
【下山道調査】
下山道の中で、補修すべき箇所があるか、どの場所が危ないか等を見るための下山道調査に同行しました。小さな沢の橋が壊れており気を付けないといけない場所など、後日、ロープウェイ駅の掲示物で、登山客にお知らせするそうです。去年から通じての初めての業務でもありとても楽しかったです。ゴミも少なく、色々な景色も見られて良かったです。
(記事:大雪山国立公園自然保護プロジェクト コアスタッフ 山條)