[RSRオーガニックファーム]冬を越えて、初めてのにんにく収穫
8月1日(日)オーガニックファームチームはにんにくの収穫を行いました。
実はこの日は第3回畑ツアーだったのですが、小雨というあいにくの天気により規模縮小してツアーを実施しました。嬉しいことに小雨にも関わらず、参加予定だった、まゆぽん、みきてぃ、くまの3人全員がツアーに参加してくれました。
午前中は天気の様子を見つつ、にんにくの収穫を行いました。去年の秋から畑で育ち続けていたにんにくをついに収穫します。
にんにく畑の土はもみ殻も混ぜた土なのでとても柔らかく、手で掘るだけで簡単ににんにくが収穫できました。
掘っているとにんにくの匂いが茎といわず根といわず、いろんなところから香ってきてお腹が空いてとても迷惑でした。
全体的に小ぶりなにんにくでしたが、RISING SUN ROCK FESTIVAL 2010 in EZO(以下、RSR)での配布に間に合う量だったのでまずまずな出来でした。
ここで収穫したにんにくは、RSRの来場者のみなさんと会場内に設置した囲炉裏を囲んで、ホイル焼きにする予定です。
この日のメインイベントは、にんにくの収穫と昼休みに行ったゆうやによる食の流通セミナーでしたが、もちろんその他にも随時成長中の作物たちの世話もしました。
8月にも入り、緑も深くなるこの時期の手入れは、作物たちを傷付けないようにするだけでもとても大変でした。
すいかやとうもろこし(ピュアホワイト)たちも順調に成長しており、収穫がますます待ち遠しいです。
昼休みには、ご飯を食べた後にゆうやによる食に関する流通の小セミナーが開かれました。
普段、何気なく食べたり買ったりしている作物がどういう経路をたどって自分たちのもとへ来ているのかをまゆぽん、みきてぃ、くまと一緒に考えました。
中でもみきてぃは野菜ソムリエの資格を持っているらしく、逆に僕たちが勉強になりました。嬉しいことにまゆぽんからは「ツアーでゆうやの話聞いてから、コンビニのものを買うときでも、よく考えるようになった」と感想をいただきました。
日頃から、何気ない会話の中にも食のことに限らず普段の視点とは少し違った角度からの話しができると楽しいだろうなと思います。
この日の午後は、新しい取り組みとして、コンテナにじゃがいもや枝豆を移してRSRの会場に持っていくための準備をしました。この作業が意外と大変でした。
まず、作物を出来るだけ根を傷つけないように2〜3人で協力してコンテナに移そうとするのですが、慣れないスコップワークではうまくチームワークを発揮出来ず何度も失敗してしまいました。
予想以上に作物たちが重く、根も深く張っていたため試行錯誤の末にやっと形だけでもうまく運ぶことが出来ました。
あとはこの作物たちがコンテナの中でうまく育ってくれることを祈ります。
小雨が降るあいにくの天気でしたが、それにも関らず参加者が全員集まってくれたことに畑の作物の魅力を感じた一日でした。
文章:用松 連(れん)