[RSRオーガニックファーム]来年への第一歩

sita

8月18日(火)早朝。堆肥を運搬するために出かけます。
すでに石狩の池端牧場さんの手によって、RSRで出た生ごみと牛の糞尿と藁は混ぜてありました。
私たちは、その中から必要な分だけをRSRオーガニックファームに運搬します。
今年は酪農家さんがトラックを出してくれ、なんと1度の運搬で来年必要な分を運び終えてしまいました。去年は軽トラックを使い、池端牧場さんとRSRオーガニックファームを2往復していたので、驚くほど簡単に終わってしまいました。

RSRオーガニックファームに着いたら、発酵を促進するためのEM菌を混ぜます。
EM菌はいつもは池端牧場さんところで混ぜてあったのですが、今年はezorockメンバーの手で混ぜました。EM菌が入ったポリタンクは意外と重く、その上堆肥の香りも襲ってきて大変な作業になってしまいました。
しかし、この作業を怠ると良い堆肥ができないので、気合いで乗り切ります。

例年、発酵する前の堆肥の香りには驚かされますが、今年も例外ではありませんでした。
毎年かいでいるからって耐性なんてつきません!
生ごみと牛糞がブレンドされた香りはみなさんにもぜひ嗅いでいただきたいです。
でもこの香りはうまく発酵が進むと2〜3ヶ月ほどで無くなり、そこでまた驚かされます。

最後に、発酵を阻害する雨や寒さをしのぐため、堆肥の周囲にあった草や藁をかけて今回の運搬作業は終わりです。機械の力もあり、あっけなく終わってしまいました。
毎年軽トラで2〜3往復し、その度にみんなでスコップ片手に戦っていたので、今回の作業により機械の便利さを実感できましたが、なんだか不完全燃焼に終わってしまいました。
これからは雪が降るまでの期間、月に一度ほど、良い堆肥を作るための手入れをします。

来年の作物は、この生ごみと牛糞などからできた堆肥で元気に育つのです。
今から来年が楽しみですね。

文章:用松連(れん)