【コラム】雨の中での「間引き」「除草」作業
今回はポップコーンの除草作業・間引き作業を行いました。
新型コロナウィルスの影響もあり、一般ボランティアの募集はせず内部のメンバーだけで行いました。活動中は三密(密閉、密集、密接)に気を付け、ソーシャルディスタンスを保ちながらの活動に留意して活動を行いました。
天気は畑にとってはいい天気。けれども、除草作業するのには少しつらい曇りと雨でした。
間引きとは…?
簡単に言うと、生えてきた植物を選んで抜くこと。大きな芽を残し、小さなものは抜きます。そうしないと、栄養が大きな植物にいきわたらないからです。
作物がすくすくと育つためにも、とても大切な作業です。
(上の写真はポップコーンの芽です。よーく見ると、2つ芽が出ています。ちょっとわかりずらいですが…。この写真で見ると、左側の小さな芽を間引きします。)
主に立鎌とホーという器具を使って行います。
途中、機械をいれながらおこないました。
「雨の日だから、前回の作業より楽かな。」
そんな声もあったけど、雨を含んだ土は重たい。
地道な作業です。
「間引くものなのか、1つの芽なのかがわかりにくい…。」
「かりのこしがないか心配。」
とおっかなびっくりする声に…。
「今のところ大丈夫。」
「割とさくさく進められる。」
などの真逆の声も聞こえます。
こうしてみると、とても性格の見える作業。
メンバーの性格が見えてとても面白い。
ちょっぴり心配性なメンバーもいれば、それとは反対ににサクサクと進めていくメンバーもいる。
少しずつでも、しっかりと作業はすすんでいきます。
掘り起こした土が綺麗なグラデーションを描く。
こうしてみると、畑は緑と茶色だけではないんだ。
1つの茶色といっても色々な種類があるんだ。
当たり前だけど、見落としがちな気づきを再発見。
途中雨が降り、苦戦しながらもその日の分の間引きは終えました。
最後には
「間引くいう作業をおこなって、食品ロスについて考えさせられた。」
「前回の作業と比べて、力の使い方がわかったから効率的に行えた。」
などなど、それぞれの気づきを聞きました。
次に畑に訪れるときには、もっと成長した姿がみられるのかな、楽しみです。
文章:RSRオーガニックファーム ボランティア 鮎