8月27日〜9月24日の期間中、厚真町に長期滞在しながら、「放課後児童センター」での活動を中心に、まちの方と交流しながらまちづくり等まちに関わるプログラムを行い、総勢12名が参加しました。今回は、参加したボランティアの目線で活動の一部をご紹介します。
◆放課後子どもセンター
厚真町立厚真中央小学校の近くにある放課後子どもセンターで、放課後やってくる子どもたちの勉強や、輪の中に入りつつ怪我をしないか見守る手伝いをしました。
活動時間は、子ども達が授業終わる14時~18時の保護者の方がお迎えに来るまで。子どもたちを迎える時の挨拶は、「おかえり」「ただいま」と、子どもたちの居場所作りにこだわりがありました。放課後子どもセンターにきた子ども達は、最初に学校の宿題を終わらせてから遊ぶルールを守り、15時のお菓子を配る当番や、司会など、自分のやる事を理解していました。児童センターの中には、たくさんの積み木やおもちゃ、ボードゲームと毎日来ても飽きないくらいの種類がありました。LaQで作った作品や、アイロンビーズで作った作品のクオリティが高くて、子どもたちの夢中になる力に何度も驚かされました。
毎月、その月誕生日の人を祝うお誕生日会や、避難訓練など行事もあり、厚真町が放課後教育に力を入れていることを感じました。
◆樹木医研修ワークショップ
北海道樹木医会の研修があり、放課後児童センターに隣接する森(冒険の杜)の木が安全かどうか研修を兼ねて調べるということで、私たちも参加しました。
冒険の杜は、子どもたちを中心に地域の方と地域の外の人が一緒に子どもの遊び場を作っていく場所です。子どもたちが安全に楽しく自然に触れることができるようにするため、また森に元気に長生きしてもらうために、考えながら樹木の様子を見ています。その後は、この森をどのような遊び場にするのがいいか考えるワークショップを、3つのグループに分かれて意見を交わしました。子どもたちの安全を考慮しつつ、子どもたちのことを考えた視点でみんな意見を出し合いました。
◆上厚真神社祭り
上厚真にある上厚真神社祭りのお手伝いにも行きました。
私たちは、商工会の人たちのお手伝いで、焼き鳥を焼いたり、パックに売り物を詰めたりさせていただきました。厚真商工会の若い人たちと一緒にお店に入ってお手伝いをしながら、たくさん話す機会となりました。
◆厚真けん玉クラブ
この会では、小さい子や社会人の方、海外の方も参加していました。私たちにもけん玉を貸していただき、各々自由に練習しつつ、教えあいながら上達していきました。上級者とマンツーマンで特訓もできるのでどんなに不器用でもあっという間に上達できます。時間も忘れて夢中でけん玉を行いました。(コツは膝の屈伸)最後は今回参加した全員で順番に大皿を決めるチャレンジをして、全員でできた時には喜んで、はしゃぎまわりました。
◆ボランティアの声
放課後児童センターに行き、たくさんの子供と遊びました。どう伝えれば子ども達に伝わるか、どうしてダメなのか、子ども達が何を思ってその行動をしているのか、ただいうのではなく理由を探す的確にいうことはできていたのかは分かりません、けれども言った言葉に納得をし動いてくれることもありました。子ども達が安全に遊ぶために必要なのは、怒ることではなく、「環境を整えたり」「どうして」を話すことなんだと実感しました。滞在期間中、厚真の方や、長期滞在に参加した方々と交流して、たくさんの刺激を受けました。
ezorockはこれからも厚真町での活動を展開していきます。
今後の活動情報は随時HPを更新しますので、ぜひご覧ください。