【報告】<7/12(金)-14(日)>しれとこ羅臼こんぶフェスタ
道東、羅臼町で行われた「しれとこ羅臼こんぶフェスタ」での活動を行ってきました!「しれとこ羅臼こんぶフェスタ」は、今年で6回目を迎える羅臼昆布をテーマにしたイベントで、ezorockが運営お手伝いとして関わったのは今年が初めてでした。ezorockでは、羅臼町と以前から関わりを持っており、2年程前から現地の若者団体の会議進行のお手伝いを行ってきていましたが、実際に現場で一緒に活動したのは今回が初めてです。
羅臼といえば羅臼昆布が有名ですが、観光客だけでなく地元の大人や子どもにももっと羅臼昆布について知って欲しいという想いがこのイベントには込められており、当日は雨にもかかわらずたくさんの観光客、地元のお客さんで賑わっていました。
イベント初日はブースのテント設営を主にお手伝いしました。当たり前のように昆布を手に持って運んでいたり、展示のための漁船が運ばれてきたり、準備の段階から羅臼ならではの光景が見られ、漁師町に来たことを肌で感じることができました。
イベントでは昆布が私たちの手元に届くまでを見学できるブースがあり、収穫から箱詰めまでの工程を実際に見ることができました。中でも乾燥させる前の巻きの工程の体験ブースが人気でした。
また、イベント初日は課外授業として地元の小学生が会場を訪れ、昆布漁師の方から昆布のお話を聞いていました。その中で特に印象的だった漁師の方の言葉がありました。「羅臼昆布は世界一の昆布だから、羅臼に住む人として、羅臼にこんなに凄いものがあるってことを誇りに思って欲しい。」そう話す語り口からも、昆布に対する誇りや愛情、それを次の世代である子ども達に伝えたいという熱い想いが感じられました。
イベントを通して様々な地元の方とお話をする機会があり、羅臼という町の魅力はどこにあるのか、またどんな課題を抱えているのかを知ることができました。ただボランティアとして参加するだけでなく、そのような直接的な関わりを持つことで外から見るだけではわからない点に気付くことが出来るのが、この活動の魅力だと感じました。
今後も羅臼町はもちろん、北海道各地のまちと協働した活動を予定しています。
最新情報をHP(https://www.ezorock.org/)でご確認の上、ぜひご参加ください!