農業が基幹産業である厚真町では、『北海道胆振東部地震』の影響で農作物を鳥獣被害から守るためのシカ柵が約40kmの被害を受けました。
GW期間中、そんなシカ柵を立て直す『厚真シカ柵再建プロジェクト』が行われました。
ボランティア総勢187名と地元農家のみなさん、厚真町役場、農協などが協力して10日間にわたり、5地区でシカ柵設置を行いました。

 

　

山と畑の境界部分に杭を打ち込み、ポールを立て、ネットを張っていきます。
寒い日も暑い日もありましたが、幸い天候には恵まれ、予定していた約20kmのシカ柵ほとんどを再建することができました。

 

　

地元の方はもちろん、地震以降何度も厚真町に足を運びボランティア活動を行われている方、初めて厚真町に来た大学生などたくさんの方が関わるプロジェクトとなりました。
また、農家さんと一緒に作業をしながら実際の被害の様子や発災当時の様子、現在のまちの様子などのお話を聞く場面も多く貴重な時間にもなりました。

ご協力いただいたみなさま、関係者のみなさま、ありがとうございました！
春になり、現地では復興に向けて新たな動きが始まっています。
私たちはこれからも現地のニーズに合わせながら、多くの方がこれからのまちづくりに関わっていけるような活動を展開してきます。
最新情報は随時HPでご確認ください。