[RSRオーガニックファーム]今年最後の畑作業
11月1日(日)
今年最後の畑での活動となった今回は、「大根収穫」と「堆肥攪拌(かくはん)」を行いました。
寒空の下、着替えを済まし用意ができたら早速作業開始です。
大根を収穫する組と堆肥を攪拌する組に分かれての作業を行います。
大根収穫は前回に引き続いての作業となりました。
前回の収穫から2週間ほど期間が空き、その間も大根はすくすくと育っていました。
土から顔を出した大根と、たくさんの大きな葉っぱが畑に広がっています。
収穫した大根は、大きさと形により4つの段階に分けて置いていきます。
4つの段階は
・スーパーで売られているような標準サイズ
・標準サイズより少し細かったり短かったりするもの
・形は良いが明らかに小さい、短いもの
・股割れなど形が良くないもの
の4つに分け、更に数を集約しやすくするため10本ずつにまとめてました。
10本ずつになるようにまとめるには、4・3・2・1本とピラミッドのように積み上げると見やすく分かりやすくなります。
収穫した大根をよく見ると、2次根というヒゲのようなものが1列に並んで生えています。
大根は土中でグルグルと回転しながら成長していくので、2次根がまっすぐなものは大根がストレス無く土中で育った証拠となります。
今回は全部で250本以上の大根を収穫しました。
11月の寒さの中、朝露がたっぷりついた大根の収穫を続けると、軍手がびしょ濡れになり寒くて大変でしたが、車いっぱいに詰め込んだ大根を見るとそれまでの寒さも忘れてしまうほどでした。
続いて堆肥攪拌です。
既に堆肥は土のようになり、臭いもそれほどありませんでした。
着々と堆肥化しているのが目に見えます。
空気と混ざるように堆肥をかき混ぜるこの作業は今年はこれで最後となります。
大根の養分が吸い取られないように切り取った葉の一部も堆肥に混ぜ、
冬に向けて茅(かや)をかぶせ、来年の雪解けまで少しの間お休みです。
来年の春には立派な堆肥となって、また出会えるのを楽しみに今年も色々な体験をした畑にお別れです。
文章:浅野目洋平(よーへー)