NPO法人ezorockになりました

ごあいさつ

NPO法人ezorockのWebサイトをご覧いただきありがとうございます。
2001年の任意団体”ezorock”の設立から、13年目の今年、
NPO法人ezorockとして、新しいスタートを切ることとなりました。
今後も、変わらないお付き合いをよろしくお願いいたします。

ezorockに参加する若者が出会えるものは、
教科書で学べる過去の出来事や、インターネットで出会える仮想体験ではなく、
今、この瞬間に目の前で起きる”リアルなできごと”です。

それは、決して楽なことではなく、会議を行えば対立が生まれ、
プロジェクトを実施すれば失敗して悔しい思いをすることもあります。
けれども、そのプロセスに参加する若者は、必要な情報を自ら集め、パソコンを使いこなし、会議の進行を学び、
そして、チームだからこそ得られる大きな成果と出会うことができます。

この領域に来るためには、傍観者では絶対に味わうことはできません。
自分の意志で、主体的に参加して苦労してはじめて出会えます。

ezorockにはたくさんの選択肢はありますが、
“どれを選択するのか”という”答え”は自ら探さなければなりません。

このプロセスは、とても時間がかり、正直なところ非常に面倒なことではありますが、
これくらいの”泥臭い組織”が地域にひとつくらいあってもいいんじゃないでしょうか。
そのため、参加する若者の中には、学校や仕事と両立しながら、一週間の多くを団体の活動に費やす若者もいます。

これだけ、貴重な時間を費やすのは、自己の成長という側面だけではなく、
自分たちの未来をもっと良いものにしていきたいという”密かな思い”も見え隠れしています。
もちろん「未来を今よりも良いものにしたい!」などほとんどの若者は、
“臭いセリフ”のようになってしまうので、口にすることはありません。
ただ、様々なプロジェクトに参加する若者のコメントや行動の瞬間瞬間に見え隠れするのは、
“もっと良い未来にしたい”という純粋な思いです。

“泥臭い組織”だからこそ
“課題を解決する大きな力”と”若者の大きな成長”が生み出せていると、
私たちは信じています。

そして、私たちが最終的に作り上げたいものは、
このような若者の自主的な取り組みを世代を超えて、支える仕組みです。

”地域で抱える課題を、若者が解決に向けて取り組み、その過程をとおして、成長する。
そして、その取り組みを世代を超えて支えている。”

このような大きな仕組みを作り上げていきます。そのためには、みなさんの参加が必要不可欠です。
世代ごとに合わせた様々な関わり方をみなさんにご提示していきますので、ぜひご参加いただければと思います。

世代間を切り口に、新たなステージに進む”NPO法人ezorock”にぜひご注目ください。

NPO法人ezorock  
代表理事 草野 竹史