【連載|対談】ezorockers IZUMI AKIYAMA ~ここでの出会いと学んでいることがいつか結びつく~
ezorockで活動する『人』に着目したコラム9回目。今回は、ふくしまキッズより『いずみん』の登場です。活動で、真剣に悩んだからこそ得た大きな学びや、やりたいことが分からなくて、くすぶった時期にどんな転機があったのかなど話してくれました。どうぞ、ご覧下さい。
―PICK UP―
✔ 大学に入ったら、広い世界をみたかった
✔ 自分の中ですごい難しかったのは、『叱る』こと
✔ 事務所おしゃれだな、と思いました。古民家とか好きだから
✔ ezorockでの出会いとか、今学んでいることがいつか結びつく
✔ 別に良いことしたい人が良いことしたくて集まってるわけじゃない
✔ おまけ2 ~やりたいことわからなくてくすぶってた時期~
名前 秋山いずみ
出身 札幌
所属 教育大学岩見沢スポーツ科2年
ezo所属 ふくしまキッズ、オーガニックファーム
特徴 Superflyのような格好の時がある
名前 草野 竹史
出身 札幌東区
所属 NPO法人 ezorock 代表理事
特徴 猫が好きだけど猫アレルギー
「最後の夏ですよ」って書いてあったから、「じゃあ行こう」って
タ:それじゃあ、お願いします。ezorockとの出会いは?
い:2015年の夏にふくしまキッズ(以下:FK)に初めてボランティア参加して、大沼Cコースの江差から帰ってきた子たちと合流した。一週間以上いたし、まほ、ちゃんみん、たけ、とかもすごく善くしてくれて、楽しくて…。まほと出会えた影響は大きくて。まほとFKのこと、福島のことを話した時に、「ezorock絶対おもしろいと思うよ!」って言われて、「分かりました、いきます!」みたいな感じで。
タ:FKはどこで知ったの?
い:大学のメールで。本当は1年生の時もFKは知ってたんですけど、週5回部活だったから。。1年生の11月で部活を辞めていたので、2年生の時に流れてきたメールでやってみようかなって。りょーちんがメインでやる説明会に一人で乗り込みました笑
大学に入ったら、広い世界をみたかった
タ:どうして部活やめちゃったの?
い:陸上部で。自分が競技力がなくて。周りは全道・全国経験者だったんですけど、私は市で負けるレベルで。ついていけないっていうのもあるし、みんなが私に合わせて教えてくれるのが申し訳なさも勝手に感じちゃったりとか。
それもあるんですけど、大学に入ったら、広い世界を見たかったのもあるし、もともと部活に入る気がなかったんですけど、「スポーツ科」は全員が入った方が良いということで入ったけど、あれもこれもやりたいのにできないっていうので嫌になっちゃって、やめて、みたいな。
自分の中ですごい難しかったのは、『叱る』こと
タ:現場で印象深かったシーンは?
い:自分の中ですごい難しかったのは、『叱る』こと。私が影響を受けた、まほは、すごく『叱れる』。でも、私はあんまり得意じゃなくて。。
タ:『叱る』って難しいよね。だけど、子どもの安全を守るためにどうしても、必要な場面はあるからね。
い:活動中まほが不調な日があって、その時も私は叱れなかったんですよ。子供達に「いずみん優しい」って言われたけど、「優しさとかじゃないんだよ、これは…」って思ってて。一緒に遠方の滞在先で子どもの引率をした3日目に、まほがぼそっと、「やっぱり叱ってあげられる人の方が最後子供は寄ってくるんだよね」って言ってて。それが本当に分かったのが、まほがアウトの時に、子供達が皆泣いてたっていう。大号泣で。寝ないんですよ、皆。『叱る』って難しいけどすごい大事だなって思いました。
タ:それはいい経験したね。
事務所おしゃれだな、と思いました。古民家とか好きだから
タ:それで、昨年11月からはどういう風にコアスタッフとして関わったの?
い:最初、その時FKがイベントでブースを出す機会があって、その看板作りの作業に誘われて。和気藹々として楽しかったし、当日も知り合いがいなくて緊張したけど、「看板を作ってくれたいずみんです。」って紹介されてなじめました。
タ:じゃあ、その次にFKの会議に参加したのか。
い:はい、事務所おしゃれだな、と思いました。古民家とか好きだから。まず、なかなかないじゃないですか、薪ストーブが。写真撮りまくりました。あと、初めてタケシに会って、スカジャンをいじられたんですけど、代表だと知らずにしゃべってて、色んな年齢の人が活動してるんだなって(笑)その次来た時に、HPで代表見せられて、「あのスカジャンの人か」ってなりました。
い:そういえば、薪ストーブに名前ないんですか?
タ:エリートっていう型番だから、エリー。あんまり浸透してないけど(笑)
ezorockでの出会いとか、今学んでいることがいつか結びつく
タ:それじゃあ、今年が本格参加になる感じかな? どんな感じで関わりたい?
い:今年は、そうですね……がっつり関わりたいです。何か「私がこれを提案して形にしたんだ」って言えるように。
タ:今年は一個何か形にしてみたい、と。来年とか、卒業後とか、大事にしたいことは?
い:進路の話でいくと、今三種類くらい方向があって。
広告代理店と、スポーツ関係の企業と、NPOっていうのがあって。広告代理店だったら社会問題を解決する広告っていうのを聞いて興味があるのと。スポーツ関係だと、滝上ナイトの時に聞いた、地方の健康・運動指導の課題と自分の学んでいる運動が繋がっていて。NPO法人だと、自然体験活動で同じく今勉強している運動を活かせるかなって。自分の中で、この三つは繋がっていて、将来向かう先は決まってないんですけど、ezorockでの出会いとか、今学んでいることがいつか結びつくっていうか。まず今はスポーツの勉強と、ezorockの活動をバリバリやりたいって感じです。
別に良いことしたい人が良いことしたくて集まってるわけじゃない
タ:じゃあ、最後に一言、周りの人に伝えたい事とか。
い:以前タケシから「ezorockってなんでそんなに若者集まるんですか?ってよく聞かれる」って聞いたんですけど。私はezorockに対して、良いことをしたいから入っているとか、ボランティアって良いことだからしてる、という意識じゃなくて、単に、この団体がかっこいいから通いたくなるっていうところがあって。だから、別に良いことしたい人がい良いことしたくて集まってるわけじゃなくて、「かっこいいぜ」みたいなところが魅力だと思うので。
タ:いい〆をもらいましたね(笑) ありがとうございました。
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【開催中】ezorock団体説明会
https://www.ezorock.org/info/6852
おまけ1 ~体育科なら色んな鍛え方の筋肉に触れると思って(笑)
タ:スポーツ科には何で入ったの?
い:高校の時に陸上部のマネージャーやってたんですよ。その時にマッサージとかをしてて、選手のマッサージしてると、短距離と長距離で筋肉のつき方とか傷める場所も違ったりとか。そういうのがすごいおもしろくて。体育科に行ったら、色んな人の、色んな鍛え方をしている筋肉に触れると思って(笑)こういう鍛え方をしたらこうなるんだみたいのがわかるし。
あと、マネージャーやってるときに、選手が何を考えて走ってるのかとか、どういうものの考え方をしてるんだろうっていうのに興味があって、スポーツっていう方面に行こうってなって。だから私は、する法じゃなくて支える方。
おまけ2 ~やりたいことわからなくてくすぶってた時期~
タ:『旅に出たっていうのは?』
い:退部からしばらくは、やりたいこと分からなくて、暗くなってくすぶってた時期で。その時にある先生が「人は刺激を受けるものがそれぞれ違う。それが人なら、どんどん人に会いなさい」って。それで、6月に学校を1週間休んで東京に。渋谷駅の岡本太郎の絵が突然見たくなってしまって(笑)
夕飯で入ったハンバーガー屋さんが皆知り合いみたいな感じのお店で、その輪に入れてくれて。私の将来の夢とか、こういう経緯で来たって言ったら、「君おもしろいね」って言われて。そういう出会いあって、旅にはまっちゃって。それで、9月は自動車免許のために三重県で合宿型のやつに行って、そこでも、宿を運営している家族とか、同年代の参加者とかと仲良くなって刺激を受けました。まだ、自分の中で「もっとこうなりたい」みたいな理想像があって。今後も、インプットしたり、言葉にしていきたいなと思っています。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
これからもezorocker達を紹介していきますので、お楽しみに!
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冬は交流会や研修プログラムを中心に活動しています。
お話を聞くだけでも大歓迎なので、ぜひ説明会にお越し下さい。