【連載|対談】ezorockers TAIKI SAITO ~今だからできることを、とことんやっておく~
ezorockで活動する『人』に着目したコラム6回目。今回は札幌生まれ札幌育ちの『たいき』。大学で自転車部の部長をする傍ら、今年度からコアスタッフとしても大活躍しています。そんな彼は偶然が重なってezorockに入りました。そして、なんと最近ezorockグッズが到着しました。2人ともそれらを着用して撮影に臨みましたので、どうぞ、グッズも併せてご覧下さい。
ーPICK UPー
✔ 自転車部の部長だったし、ポロクルのアルバイトは大学で目にして気になってた
✔「若者と畑をつなげたい」っていう裏目標に引かれて
✔「畑の現場のコーディネートしない?」って声かけられた。「ついに来たな」と笑
✔ 知識が増えたし、参加者への気遣いがRSR前よりもできたなと。
✔ RSRでのボランティアコーディネートは、1年目だと右も左も分からなかった
✔ 50万円分の時間は大学生活じゃないとできないことに力を使っても良いんじゃないか
✔ おまけ ~対談中のトラブルの巻~
氏名 :齋藤 大樹(たいき)
出身 :札幌市宮の森
所属 :札幌大谷大学社会学部地域社会学科、自転車部
ezo所属 :オーガニックファーム、POROCLE
特徴 :周りから一人っ子か長男ぽいって言われる
氏名 :草野 竹史(タケシ)
出身 :札幌市
所属 :NPO法人 ezorock代表理事
特徴 :髪の毛が伸びるのが早い
自転車部の部長だったし、ポロクルのアルバイトは大学で目にして気になってた
タ:ezoに入ったのはどういう経緯だった?
た:大学1年生の夏位から商店街未来会議っていうのに何度か参加していたんですよね。そしたら、中でも伏古商店街がより学生主体で楽しくて。1年以上継続的に何回もやってて。大谷生で継続して参加してのは俺1人だったんすよ。最初は伏古ってどこだ?って感じだったんですけど。住民、行政、商店街の人とか町づくりしたい人とか色んな人がいたんすよ。
タ:そこからどうやって繋がったの?
た:参加者にezorockコアスタッフの山さんがいて、大学2年を迎える頃にezorockのポロクル※の話を聞いたと。でまぁ、自転車部の部長ってことも知っていてくれたんすよ。大学のバイト募集の一覧にはあって、気になってはいたと。そこで、声をかけられて、いいややっちゃおうと。で、2014年からポロクルのアルバイトを始めて。そしたら、冬にはポロクル以外の活動にも参加するようになって。下川町でアイスキャンドルやら苫小牧での馬搬体験やら。
※ポロクル:ezorockのプロジェクト。サイクルシェアサービス「ポロクル」の管理運営を通して、まちづくりに若者が関わる活動を展開している。
「若者と畑をつなげたい」っていう裏目標に引かれて
タ:オーガニックファーム(以下、OF)はいつから?
た:2015年2月に1年間の活動報告会でOFの話を聞いて、参加しようと思ってましたね。主にRisig Sun Rock Festival(以下、RSR)の活動では、会場で出た生ごみの堆肥化と、それを活用して栽培したじゃがいもを翌年に配布するっていう手法で資源の循環について発信している。だけど、自分はプロジェクトコーディネーターのてるの裏目標に引かれて。それは、「若者と畑をつなげたい」っていう内容なんですけど。
タ:もともと農業に興味あったわけじゃないよね?
た:でも、母方の実家が農家でした。だから畑は珍しくはなかったけど、やっぱりそこも影響しているかなと。
※オーガニックファーム:ezoorckのプロジェクト。『見える循環』で資源の大切さやリサイクルについて伝える。
「畑の現場のコーディネートしない?」って声かけられた。「ついに来たな」と笑
タ:2年目に入って、OFではどんな役割をするようになったの?
た:GW明け位から、(畑に行って作業をするボランティアの)コーディネーターとして活動しましたね。畑の作業に参加しているうちに、プロジェクトのボスの『てる』から「コーディネーターやらない?」って声かけられた。「ついに来たな」と笑 その時、他には自分より後にOFプロジェクトに入った『ガシアン』しかいなかったし。
タ:コーディネートって具体的にどんなことしたの?
た:その畑に来ていたボランティアは藤女子のアグリミールやezorock内から数人、そしてインターンが来てた。知らない人同士だから、自己紹介したり、OFで取り組んでる循環の説明をしたり…。個人、作業状況、天候等全体を見ながら休憩のタイミングを自分で考えました。
タ:声かけするかとか色々判断に迷う部分ってあるよね?
た:色々迷います笑 それまで自分のこと考えていれば良かったけど、十数人のことを考えないといけなくなりましたからね。すぐ近くてるもいるから、聞くことはできたんだけど、特に迷ったのは休憩ですね。畑作業を中途半端で終わらせるとやりづらいし。だから、そこを一番相談しましたね。
タ:そうだよねー。皆が疲れすぎちゃうことと、満足感をもってもらうことのバランスが難しいよね。
知識が増えたし、参加者への気遣いがRSR前よりもできたなと
タ:最初にコーディネート任された感触はどうだった?
た:50~60点…ですね。
タ:そうなんだね。それが変わってきたのを感じたのはどういうタイミング?
た:RSR後、再度畑でのボランティアコーディネートをした時は80とか90点の手応えがありました。RSRの現場では3日の間に、百何十人の当日ボランティアが来て、朝から晩までコーディネーターをやった。事前の準備期間の成果もあって、知識が増えたし、参加者への気遣いがRSR前よりもできたなと。
タ:具体的にそれを感じた場面って覚えてるかな?
た:そうですねー…。RSRから1ヶ月後位に畑で作業のコーディネートをしたんですけど、そこに社会人でezorockをまったく知らない人がきたんですよ。そういう方にも活動内容をしっかり説明できたんですよね。
RSRでのボランティアコーディネートは、1年目だと右も左も分からなかった
タ:これからチャレンジしたいと思うのはどんなこと?
た:来年4年生になるんすよ。それで、3年間の大学生活の中でやり残したことをやりたいなと。まず、自転車部ならば、網走とか稚内とか端っこの方には行ったんすよ。ただ、西側に行ってないんすよ。で、やり残しているのは、函館とか南の方に行きたいと。で、2個目は、それに関連して、いつも一気にレンタカーで帰って来てるんすよ。で、まぁ、今年もう1回行ってみたいなと。札幌から函館、函館から襟裳、で、知床行って稚内行って、札幌に帰って来ようかなと。今まで行ってきたところも、最後だから夏休みに行っちゃえと。
タ:へーーー、結構な距離だね。でも、良い目標だね。
タ:ezorockとは来年度どういう関わりでいようと思っている?
た:RSRでのボランティアコーディネートは、1年目だと右も左も分からない状態で参加してた。実際に会場内で迷子にもなりましたし笑 2年目にもう1回いも部(OFの内部での通称)のTOPとしてチャレンジしたいですね。
タ:今までやってきたことを面接でも言えたら良いね。ezorockっていう名前が出ても出なくてもフェスティバルで出た生ごみを堆肥にして、循環について来場者に伝えてってなかなかできない経験だからね。今年また就活もあって大変になりそうだね。
た:そうですね。進路で言うと5、6社色んな分野で行ってみたいところがありますね。ちなみに昨年もなかなかハードでRSRの次の日から実習始まってました笑
50万円分の時間は大学生活じゃないとできないことに力を使っても良いんじゃないか
タ:じゃあ、最後に一言お願いします。
た:バイトって100万円ちょっと稼ぐこともできるじゃないですか。でも、そんなに金はいらねーなと。どうせ働かないといけないんだから、バイトじゃなくて、今しかできないことに時間を使っても良いんじゃないかと思うんですよ。例えば50万円分の時間は大学生活じゃないとできないことに力を使っても良いんじゃないかと思います。自分は高校の時、3割楽しくて、7割つまらない生活だった。だから、大学は好き勝手に楽しくやろうと笑
タ:そうだね、それぞれに丁度良い生活の配分があるだろうから、バランスを見ながら今しかできないことにもチャレンジできると良いよね。では、たいき、今日はありがとうございましたー。
▼活動についてもっと知りたい、一緒に活動してみたい方はコチラ
【開催中】ezorock団体説明会
https://www.ezorock.org/info/6852
おまけ ~対談中のトラブルの巻~
おまけ1
タ:お前ちょっと変なやつだよな。面白いやつだよな。
た:前も言ってましたよね笑
タ:活動する動機を聞いた時に、自分飽きっぽいけど、ezorockは続きましたとかなんとか言ってたな。
た:そうでしたっけ?あっ、コンタクトが…。外して良いですか??
タ:大丈夫?笑
た:裸眼です笑
おまけ2
た:2期生だったから、あんまり部活なかったんすよ。野球、サッカーはあった。でも、ガチじゃないすか。それで、自転車なら皆乗れるんじゃないかと、それで、遠くに行ったら楽しいんじゃないかと、で、皆が参加しやすものとして自転車部を10人位で立ち上げました。
タ:青春ぽいのが良かったの?笑
た:笑
今回のおまけ写真は、先日のGREENDAYでお目見えした、ezorockグッズコーナー。ジャケット、つなぎ、Tシャツ、パーカー、を販売中です。事務所での購入はすぐにでも可能ですよー。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
これからもezorocker達を紹介していきますので、お楽しみに!
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【開催中】ezorock団体説明会
https://www.ezorock.org/info/6852
冬は交流会や研修プログラムを中心に活動しています。
お話を聞くだけでも大歓迎なので、ぜひ説明会にお越し下さい。